
アメリカの病院や医療保険のビジネス化によるゆがんだ医療の現状を追う。いかにアメリカの医師が金儲けのために不必要な帝王切開や促進剤を使っているかなど、隠された事実に迫り問題を提起する。
- 2008 / アメリカ / 87min
- 【監督】 Abby Epstein
- 【製作スタッフ】Abby Epstein/Paulo Netto/Amy Slotnick

アメリカの病院や医療保険のビジネス化によるゆがんだ医療の現状を追う。いかにアメリカの医師が金儲けのために不必要な帝王切開や促進剤を使っているかなど、隠された事実に迫り問題を提起する。

各国民共通の懸案事項である「健康」を食い物にするアメリカの悪徳医師。許されざる者たちに天罰はくだるのか?
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映画のアト、ご覧になった皆さんと良い議論が出来て「良かった」という思いで一杯でした。戦後日本の医療はアメリカの影響を強く受けて来ています。医療をビジネスとして考えるのではなく「利用する人、必要とする人のために」という基本的なスタンスが必要だと思います。
登場するアメリカの助産師たちの発言は、過激と思われる部分もありますが、あの信念を持ってこそ復活で来たのだと思いました。
by 堀口貞夫
出産は痛く辛いこととという「生む側の先入観」と現在のアメリカの「医療保険制度」の両社の思惑がうまく合致して現在のアメリカの出産事情があって感じですね!経膣分娩が減って、帝王切開等の「医学的介入」が増えると出産って、子供を生むことではなく受胎から胎児をを育てるためだけのことになってしまいますね!
by タイクーン
正直かなり偏った内容だと思う。
医療の介入が起こしたおぞましい出来事を強調しているが、その介入が同時に自宅出産のみだった時代よりも著しく母体、胎児死亡率を下げたことにはふれていない。数字も挙げない。
その一方、病院での死亡率の方が助産院より高いことは数字を挙げて語られるが、作中でもあるとおり、いざ異常が起これば助産院でも自宅出産でも途中で病院に搬送されるのだから当然と言えば当然なのだがそこは言わない。
それをふまえた上で、それでも保険会社が幅をきかせることでいびつになったアメリカでの出産事情をかいま見ることができたのは興味深かったし、監督に起きた顛末は、この映画をバランスの取れたものとしてかろうじてふみとどまらせているように思う。
by はる
数ある中で、一番最初にこんな大変なものを観てしまいました・・・
出産未経験のうちに観ることができて、本当に本当によかったです。未婚の自分が妊娠・出産の何に対して恐怖を感じているかがはっきりわかりました。日本の出産事情も最近おかしな事になりつつ有る様だし、手遅れになる前に、とにかく、老若男女問わず一刻も早くあらゆる立場の人が観るべきだと思います。絶対に。
by 順純
アメリカの帝王切開率に驚いた!医者や病院にお任せするのではなく積極的にどう産みたいのか、子どもにとって自分にとってベストな出産を追求したい。
by yagikirin
悲しいことに、日本もアメリカも実情はあまり変わらないと思う。
しかし、利用者(妊婦とその家族)がこの現状を作り出している面もある。何事も効率的に効果的に行なうことがベストだという価値観。そして、望まない結果に出くわしたときに他人のせいにする文化。
この社会的プレッシャーの下、「自然がいい」と言い続けられる人間がどれだけお産の現場にいるのだろうか?
医療者&非医療者、全ての人に見てもらいたい作品だと思う。
by tuka 産科医
お産は、「自然」の行為であり、女性のReproductive Health Right
(生徒生殖に関する健康の権利)は、1994年エジプトのカイロで開かれた
国連主催の第3回国際人口開発会議で、国際的な共通理解となった。つまり、女性の出産には、様々な選択肢が考えられるはずにもかかわらず、
アメリカでは、病院での産科医が主導する入院出産が主流となり、
少しでも事故(異常事態)が起こった場合は、手術(帝王切開)という
手段が選ばれる……という異常に、そういう選択しかできない状態に
陥っている。
それをビジネス化した(巨大)病院と医師と看護婦たちの実態と、
それに反発して、自然分娩を女性のReproductive Health Rightとして
実践しようとする女性のドキュメンタリーとして、非常に考えさせられる映画。
近年、ニューヨーク大学では、助産師(midwif)の講座が
設けられたが、いつの間にかなくなった。また、日本では、終戦直後、
アメリカの占領軍が、日本の「産婆」の存在を、非民主的で非文明的と判断し、
アメリカのように病院での産科医による出産を推進しようとしたが、
産婆たちの猛反対によって、日本の女性たちの出産の選択肢は守られた、という
歴史的事実もある。全女性必見の映画。
by 匿名希望・某大学医学部看護学科出身・元看護婦27歳